20代の女性の方から、いつもいくカフェの店員さんに一目惚れをしてしまった、お付き合いしたいのですがどうしたらうまくいくでしょう?とのご相談。
ザイオンス効果を使おう
最近読んだ本の中に、ザイオンス効果という言葉がありました。
ザイオンス効果とは、1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが提唱した心理効果の一つで、人は接触回数が多い対象に対して、次第に好感を持つというものです。
例えば、
- 同じ音楽が流れていると、いつの間にか好きになっていた
- スマホにいつも出てくるアパレルブランドの広告をみていると、その洋服を買ってしまった
- 毎日のスーパーで同じ店員と顔を合わせていると、いつの間にか世間話から悩み相談をされるようになった
これは私が経験したザイオンス効果の一部ですが、きっと皆さんも経験があるはず。
好きな人がいてお付き合いをしたいのであれば、まず接触回数を増やしてその人との信頼関係を作りましょう。
まずはそのカフェに頻繁に足を運ぶ(自分の存在を相手に認識してもらいましょう)
最初は普通のやりとりから、次第に目を見て笑顔でのやりとりに変えていく(自分はあなたに好感を持っていると感じてもらう)
少し雑談をするようにする(相手の趣味や好きなことなどを聞けるといいですね)
そこからうまく2人で会えるきっかけを作りましょう(もし相手もあなたに興味を持ってくれていれば、相手から誘ってくれるはず)
やりすぎは禁物
接触回数を増やせばいいからといってやりすぎてしまうのは絶対にダメです。
常識の範囲で行動してください。
せっかくの効果も失敗に終わってしまいます。
接触回数は10回まで
目安としては10回と言われています。
10回トライしてみて何も状況が変わらなければ脈なし、ということ。
残念ですが潔く諦めましょう。
悪い印象を与えている相手には逆効果
相手の反応を見たらわかると思うのですが、もし明らかに自分には嫌な顔をしてくると感じたら、この効果は使えません。
接触回数を増やせば増やすほど逆効果になってしまうからです。
つまり、ご自身の印象がますます悪くなってしまいます。
自分に対する印象が好意的、もしくはフラットな状況かどうかしっかり見極めてください。
様々な状況で使えるザイオンス効果
- 友達だったけれど関係を発展させたい
- 仕事での取引先に気に入ってもらいたい
- お姑さんと仲良くしたい
ただし、あくまでも相手が自分に悪い印象があるのであれば逆効果である、ということを忘れないでください。
苦手意識の克服にも効果あり
そして、自分の苦手克服にも効果があります。
例えば営業先の相手に苦手意識があっても複数回の接触によってお互いの意思疎通がはかれ、スムーズに取引が進められるそうです。
ただ、これも相手の感情次第なので、よく考えて行動してくださいね。
ザイオンス効果の結果は?
ご相談から1ヶ月。
お付き合いされることになったそうです。
最初はただのお客様だったそうですが、頻繁に通うようになってからは彼女のことが「今日も来るかなぁ?」と徐々に気になる存在になっていったようです。
占いはもちろんのこと、こんな方法で幸運をつかむのもありですね!