22年目に入る結婚生活、この4月から21年ぶりの2人きりの生活を送っています。
世間ではよく「子供がいなくなったら夫婦2人きりでどうやって過ごそう…」なんて声も聞かれますが、おかげさまで我らは日々楽しく暮らしています。
下の娘は来年4月には家に戻ってくる予定なので期間限定のお二人様なのですが、この心地よい毎日を手放したくないな〜と思う今日この頃です。
さて、占いのご相談の中で2番目に多いのが夫婦関係のこと(1番目はお金のことです)。
自分とは違う他人と暮らしているのだから、うまくいくという方が難しいのかもしれません。
でも、ご相談者様のお話を聞いていると、ちょっとした心がけでうまくいくのではないかな、と思うことがいっぱいあります。
まあ、そのちょっとしたことに気づくと、もう一度夫婦がいい関係になっていきます。
子供より夫
これは私が守っている1番大きなルールです。
世の男性をみていると、大人になりきれていない男性が多すぎます。
女性は子供ができると母性本能で自分より子供を1番に考えることができます。
けれど、男性は自分のお腹を痛めたわけでもなく、ある日突然自分より優先される存在ができるわけです。
男性にとっても自分の子なのだから1番に守るべき存在であることは言うまでもありません。
頭ではわかっていても、なかなか行動がともなわないのが現実です。
子供ができた途端に家に帰らず遊ぶばかりするようになった、妻の手をわずらせることが多くなった、他の女性に走った、など。
私の父もそうでした。
本当によく遊び歩いていました。
釣り、麻雀、パチンコ、ゴルフ…。
そんな父でしたが、私が結婚して家を出て以来、一度もパチンコには行っていません。
何十年も続いていたのに。
今やっているのはゴルフぐらいでしょうか。
反対に母の方が外に出かけることが多くなった今では、家のことの半分は父がやっています。
結婚前にそんな話をしたことがあるのですが、「お父さんは寂しかったのかな笑」と照れたように言っていました。
やはり男性とはそういう生き物なんだ、と、実感したのを覚えています。
そのとき、結婚生活を幸せに過ごすためには、子供ができてもまず夫だな、と思ったのです。
もちろん子供のことで手一杯な時期もありましたが、気持ちはあなたに向いているよ!ということはしっかりアピールしていました。
掃除ができていなくてごめんね、疲れて帰っているのに洗い物させてごめんね、早く帰ってきてもらってごめんね。
まあほとんどごめんね、という言葉でしたが、それでもこの言葉だけでも夫のことを考えているよ、というアピールにはなっていたのではないかな、と思います。
夫の方はどう思っていたのかはわかりません。
夫の人間性も大きいのでしょうが、いつも気持ちよく家のことも子供のこともやってくれていました。
本当にありがたかったです。
もちろん、しっかり感謝も伝えました。
子育てって結婚生活の中で楽しい時間でもありますが、苦しいことも本当に多いです。
ここで夫がどういう態度を取ったかで妻が後々どういう態度に出るかが決まるといっても過言ではないと思います。
でも、気持ちよくしてもらえるよう仕向ける、と言えば聞こえは悪いですが、そういうことも必要だと私は思います。
何か感じたことがあればすぐに伝える
元々お腹にためるということができないということもありますが、夫に対していいことも悪いこともすぐに伝えることにしています。
夫はこちらの気持ちを察することが本当に苦手です。
怒っていることにも気がつかないことさえあります。
だから思ったことはしっかりと伝えます。
この察してくれない、と感じる女性は多くいます。
男性にそれを求めても無理です。
たまに女性の気持ちをキャッチすることが上手い男性もいますが、ごく稀です。
どうやら男性の脳はそのようにはできていないらしいのです。
だから女性はなぜ私の気持ちをわかってくれないのかと、どんどん不満が大きくなり爆発してしまいます。
しかし、男性からしたら、なぜ妻が突然こんなにも怒り出すのかがわからない。
熟年離婚のあるあるですよね。
ある日突然離婚届を突き出される夫。
なぜ妻がそんな行動に出るのかがわからない。
こうならないためにも、普段から小出しにしています。
そうすれば不満も小さなうちに解消できるので大きな問題にはなりません。
とにかく気づいてくれるまで我慢しようなんて思わず、不満に思ったらすぐに伝えるようにしてください。
あ、それから奥さんを褒めてくれない男性もたくさんいますが、私は褒めてアピールをたくさんします。
「ここ掃除したよ、えらい?」「今日はこれを作った、すごい?」
子供みたいですが、わざとです。
歳とともに、というより結婚年数が長ければ長いほど、どんどん感度が低くなると思うんです。
感度が低くなる、ということは無関心になってしまうこと。
何をしてもそれが当たり前になってしまう。
そんなことではだめ。
だからこちらからうながしています。
これなら嫌でも部屋が綺麗になったことに気がつきますよね!美味しい料理を頑張って作ってくれたことに気が付きますよね!そうすれば自然に感謝が芽生え「ありがとう!」が出てくるはず。
その言葉でまたスムーズな夫婦関係ができるわけです。
お互いのことを知る・知ってもらう
話を聞くのが好きな私は、食事の時間、いつも夫に「今日は何があった?」と聞きます。
この質問は面倒臭い人もいるでしょうが、夫は面倒がらず一つずつきょうの出来事を話してくれます。
これは単なる私の興味でしかないので「疲れているのに悪いな」とは思うのですが、やっぱり自分と違う世界で仕事をしている人の話は面白いものです。
いつも楽しく聞かせてもらっています。
私自身に関しては毎日話すことはありませんが、心が動いたことに関してはたくさん話をします。
このブログも更新する前は誤字脱字を夫にチェックしてもらっています。
私の考えをわかってもらえるという点で、とてもいいツールになっているような気がします。
一つでいいから一緒に楽しめることを持っておく
最近オーディブルを聴いています。
夫は通勤時、私は家事をしながら。
同じストーリーを聞き、それぞれ感じたことを話すのが日課になっています。
先日は「陸王」。
これはとても感動したお話で、ラスト、私は車の中で聞いていて号泣しました。
夫もどうやら涙したそうです。
あまりにいいお話だったので、アマゾンプライムで「陸王」をお互い涙しながら2日で全編見ました。
たわいもないことですが、それだけでも楽しいものです。
今聴いているのは内館牧子さんの「終わった人」。
定年退職後の男性の話。
あと3年で定年を迎える夫とダブって、毎日2人で盛り上がっています。
夫婦関係が良ければ大抵のことはなんとかなる
夫婦関係が良ければたとえどんな困難に直面しても大抵のことはなんとかなるもの。
結婚していれば何をするのも基本は夫婦。
なんでもそうですが基本がしっかりできてれば応用はいくらでも効きます。
どんなことがあっても信頼できる相手とであれば乗り切ることができるんです。
夫婦関係がうまくいけば人生がうまくいく
そして夫婦関係がうまくいくということは自分の人生自体もうまくいくということにつながっていきます。
ご主人の他に好きな人ができてしまった、どうしても生理的に受け付けられなくなってしまったなど、どうしようもない場合は仕方がありません。
そこまでではないが夫婦関係で悩んでいるのであれば、何か一つでもいいのでやってみてください。
それでもうまくいかない、そんな気になれない、という方は楓コンサルティングまでご相談ください!