私たち、相性はいいですか?
結婚するならどんな相手がいいんでしょうか?
恋愛や結婚のご相談では、絶対にこの質問をされます。
相性が良い、つまり共感できる部分が多いこと。
そうなると、似たような手相の人を探すと大抵相性の良い相手と出会えます。
手相での相性の良い相手の探し方
そんなにじっくり見る必要はありません。
ぱっと見て、感覚的に感情線や知能線が長いな〜・短いな〜とか、同じ方向に向いているな、ぐらいでいいです。
同じような線を持っているということは、やっぱり似ているところがたくさんあります。
考え方も似通っているので、一緒にいてあまり腹が立つこともなく、お互い何を考えているのかが、だいたいわかります。
ただ、もしその相手と長くやっていきたいのであれば、それはちょっとリスクがあるような気がします。
例えば、感情線の向きも同じ、長さも同じぐらい長いとなると、考え方も同じで、そこへ向かうエネルギー量も同じ。
となると、例えば何かあったときに、二人して感情的になってしまい暴走する危険性があるのです。
喧嘩をして、お互いにどんどん感情的になっていき、泥沼に陥ってしまう。
手相が全く同じ人を探す、というのはちょっと違うのかな、と思います。
ではどんな人がいい?
色々なご夫婦を見させていただいて思うのは、感情線や知能線の向きは一緒でも、長さが違う人。
先ほどの例で言うと、感情線の向きは同じでも長さが違うと、大体考える方向は同じですが、熱量は違います。
となると、例え一人が暴走しても、一人が冷静に判断することができるので、何かあっても大ごとにはなりません。
また、知能線の長さが違うと、長い方は深く考えることができるのですが実行に移せない部分があります。
それを短い方が決断して実行に移す、ということができます。
方向性が同じでも、自分には足りない部分を補うという意味ではこのタイプが一番うまくいくのかな、と感じます。
反対に、全く手相が違う人はどうなの?
これはこれでありだと思います。
もちろん共感する部分がほとんどないのでぶつかることも多いでしょう。
ただ、自分とは違う部分があるからこそ、日々新しい発見があって楽しかったりもします。
だから、刺激が欲しい人には、自分とは手相が全く違うタイプの人を選ぶのもアリだと思います。
そしてこの組み合わせほど、いざというときのリスクを乗り越えるのには適しているのかもしれません。
違う方向性の人を選ぶことで、自分のマイナスな部分をプラスに変えることができる
子供の受験を神経質なぐらい心配して、体調管理から送り迎えまできちんとやるお母さんと、何を聞いても「大丈夫、絶対大丈夫だって。」となんの根拠もなく言い切るお父さん。
これは我が家の話ですが笑。
中学受験の時、下の子があまりにも能天気で過ぎて、毎日どうなるか心配で「大丈夫かな?」と何回も何回も聞いていたのですが、主人は決まって「大丈夫、大丈夫!」と、なんの根拠もなく言い続けていました。
なんに関してもこんな感じなので、時には腹立たしく思う時もあるのですが、いやいや、二人で神経質になってしまっては病気になってしまうな、と。
なんに対してもこんなふうですから、最近ではわたしも神経質に考えるのがバカらしくなってしまい、「なんとかなるか」「まあいっか」と考えられるようになってきました。
するとわたしの手相も変わってきたんですよね。
ちなみに主人とわたしの手相は知能線はほぼ同じですが、感情線の向きが違います。
まとめ
相性がいいのはとても大切だと思います。
でも長く生活を共にするのであれば、それだけでは難しいような気がします。
多少なりとも自分とは違うものを持った相手を選ぶ方が、もしかしたらうまくいくのかもしれません。
ただ、そこで大切なのは自分とは違う一面を持った相手を受け入れるということ。
相性ばかりを気にするのではなく、お互いの違う部分をうまく融合させ、より良い関係を築いていくことができればいいですね。