自分の身近にいる人がキラキラ輝いた時間を過ごしている。
それに比べて自分はなんだかいけていない。
そんなふうに思って落ち込んだことはありませんか?
最近ではSNSで自分のライフスタイルを発信することが当たり前になり、人と比べることが安易にできるようになりました。
それゆえ、そんな悩みを抱えている人は増えているはずです。
例えば子育て中のママさん。
自分は髪を振り乱して、お家の中もひっくり返っているのに、同じママ友は、いつお邪魔してもおうちは綺麗、化粧も髪もバッチリ決まっている。
たまに上がってくるSNSには『こんなお弁当を作りました〜!』とキャラ弁をアップしている。
こんな投稿を見せられると、それができない自分にとても罪悪感を感じてしまう。
そして自分が惨めになってしまう…。
本当は他人となんて比較したくなんてありませんよね。
他人と比べることを止めることができたら、きっともっと楽に生きていけるはず。
どうしたら人と比べないで過ごせるのでしょうか?
これはとても難しい課題です。
こんな人は他人との比較をせざるを得ない人
親指の付け根にくっきりした線がある人は、もともと他人の目を気にしてしまう傾向が強い方。
他人との比較はしないでね、と言っても簡単にはやめられません。

そういう方は、他人と比較してしまう性格を逆手にとって、秀でてしまうことが一番の解決策かもしれません。
さらにこのタイプの方は、負けず嫌いなところがあるので、人と比べることが自分を成長させる理由となったりします。
『比較しないように』といっても比較してしまうので、それだったらいっそのこと、その人より良くなればいいんです。
『そんなに簡単ではない』と思われるかもしれませんが、負けたくないがため、そこに到達するまでの努力には、凄まじいものがあります。
おそらくやり遂げられるでしょう。
比べようとしないのではなく、人と比較しまくって自分をしっかり成長させてください。
比較はするけれど、ただ落ち込むだけの人
こんな方は、情報をシャットアウトしてください。
目に入るから比べてしまうのです。
先ほどのタイプのように、他人の成功をバネに自分自身を成長させることができるのならいいのですが、ただ、それができない自分に落胆するだけなのであれば、何も見ない・聞かないことです。
情報がないのであれば、自分が基準になります。
人との比較をしない人ってどんな人?
では、人との比較をしない人はどんな人なのでしょうか?
明確な目標を持っている人
まず、何か明確な目標がある人というのは、他人のことなんかどうでもいいのです。
他人がキラキラな生活を送っていようがいまいが、自分の目標達成には全く関係ないので、全く動じることはありません。
他人を素直に認められる人
自分よりも優れていることを素直に受け入れられる人は、他人と比較することはありません。
その中でも2つのタイプに分けられます。
他人の優れた一面を自分の中に取り入れて、自分も成長しようとする人
すごいなぁとは思うけれど、自分はその人とは違う人間だからできなくて当然、と思う人
どちらにしても、自分と他人を切り離しているので、比較することはありません。
他人と比較してしまうことにはいい面もある
こう考えると、他人と比較するということがなんだか悪いことのように聞こえるかもしれませんが、一概にそうとは言えないんです。
どうしても比較してしまう人というのは、自分が他人からどうみられているかということをものすごく考えることができる人。
集団生活の中で自分がどんな立ち位置にいるべきかを常に考えられる人なのです。
こんな自分はダメなんだ、と思うのではなく、比較してしまうからこその利点もあることをお忘れなく…。
まとめ
他人との比較をすることは、とてもストレスを感じることです。
できればそんなストレスは抱えたくありません。
しかし、じゃあたった今から明確な目標を持ち、さらには他人を認める心の広い人になろう、と言っても急には無理です。
それだったらいっそのこと、自分を成長させるために他人と比較することを利用する、もしくは情報が入って来ないよう一切遮断してしまう。
どうしても他人と比較してしまう自分を責めるのではなく、そしてその人より劣っていると落ち込むのではなく、どのように対応することがベストなのかを自分の中で見つけ出していきましょう。