先日鑑定した方からメールをいただきました。
20年一緒にいる主人に対して、いつの間にか『思いやりを持って接する』などということは忘れていました。 先日鑑定をしていただいて、主人に対しての気持ちをもう一度振り返り、気恥ずかしいながらも、まずは主人に気持ちを向けるように心がけてみました。 すると、主人から突然「なんか優しい、いつもと違う…」と言われ、主人のわたしに対する態度も全然違った物になりました。 自分の些細な行動で、ここまで相手が変わるものなのかな、と、驚きました。 こんなことなら、もっと早くこうしておけば良かった。 鑑定をきっかけに、今後夫婦の時間をもっと大切に過ごしていけたら、と思います。
長年連れ添ったご夫婦でよくあるパターンは、子供の手が離れてようやく自由になれた奥様と、その奥様が、ずっと子供の事ばかりで相手にされなかった自分に、ようやく目を向けてもらえると思っていたご主人との気持ちのズレ。
中には子供の成長を待てず、奥様が構ってくれないからと、拗ねて不良をしてしまうご主人もいらっしゃいます。
子供ができたら夫婦で子育てしていく、それは間違いではありません。
しかし、女性は母性があるので子供ができたら自分よりも子供を優先に考えることが自然にできますが、どうやら男性はそうでもなさそう。
もちろん子供も可愛いのですが、奥様の気持ちが全て子供に向けられると、それはそれで面白くない。
自分のことも相手にしてほしい、と無意識のうちに思っているらしいのです。
今回も、奥様は、自分が何をしようとほっといて欲しいけれど、きっとご主人は構って欲しいのだと思う、と、奥様自身でおっしゃっていました。
しかし、やっと子供の手が離れたのに、今更ご主人を構うなんて面倒。
そんな気持ちなので、何か話すにしても、ついつい頭ごなしになってしまい、全く奥様の言うことに耳を傾けてくれなかったそうなのです。
このご夫婦は、ご主人に問題があるわけではないので、気持ちのベクトルをもう一度ご主人に向けることはそこまで難しくなかったと思います。
案外男性は単純で、少しのことでガラッと変わったりします。
こちらが気持ちを持って接すれば、相手もそれに答える形で接してくれるはず。
これまでたくさんのご夫婦を鑑定をさせていただいた中で感じるのは、実は奥様が大好きなご主人が多いということ。
もし、最近ご主人の態度が気に食わないな、と感じるのであれば、それはもしかしたらご主人のささやかな反抗心からのものかもしれません。
試しにご主人に優しくしてみてください。
きっと、ころっと態度が変わり、優しくなるはずですよ。