私、昔からかなり神経質なところがありまして。
どれくらいかというと、
- 料理をすると、必ず換気扇まできれいに掃除しておかなければ気が済まない
- テーブルの上を横から見て、埃があると食べるものをおけない
- 食事中のパンクズが床に落ちていると気になって歩けない
- フローリングを裸足で歩けない
- 洗面所に落ちている髪の毛が嫌なので、使ったら必ずモップをかける
- トイレを使ったら、必ず全てをあげて汚れていないか確認する
- お天気がいい日は毎日でもお布団を干す
- 子供が小さかった時、ハイハイをさせる前には必ず床を全て拭いてからでないとハイハイさせられない
- 冷凍食品は使えない
と、挙げればきりがないぐらい。
ここまで来ると、病気の域に入って来ると思います。
ただ、今はそこまでではなく。
以前のわたしでは考えられないぐらい手を抜くことができています。
一つやらなくなると、あれもこれも「まあ、いいか」と思えるようになってきて。
今はかなり楽になりました。
どうしてここまで楽になれたかというと、ただ単に忙しすぎて家事に割く時間がなくなってしまったから。
子供も、一人目までは完璧に家事・育児をこなせていましたが、二人目からはそんなこと言ってられない。
そして、お仕事が忙しくなればなるほど、家事に時間を割くことができなくなってしまったのです。
限界までは頑張っていたのですが、このままでは「やらなきゃならないのにできない!」と、どんどん自分はダメな人間だ、と、辛くなってきたのです。
そこでわたしは改革することにしました!
なにを改革したかというと、
自分の中にある『こうでなきゃダメ』を無くす
これ、神経質な人にとってはものすごく大変なこと。
鑑定にいらしゃる方の中には、げっそりと疲れ果てた様子の方もちらほらと。
話を伺うと、なんでも完璧にやらなければ気が済まない性分のため、人には頼めず手抜きもできず、自分の時間さえ取れずもがいている。
まさにかつての私のようです。
でも、このままいくと必ずどこかで爆発します。
こう人にとってできていないことは悪なので、「こうでなきゃダメ」を無くすことはとてもハードルが高いこと。
例えばお天気がいいのにお布団が干せない、床にパン屑が落ちているのに掃除できていない、なんて、余計にストレスが溜まります。
でも、その度に「いや、死ぬわけではないから」と何度も言い聞かせるのです。
そして、どうしても許せないことは、なるべく効率良い方法でやりましょう。
もちろん家族の協力のもと!
楓流家事短縮法
洗濯
洗濯物は夜回して、洗面所に干して除湿機とサーキュレーターで乾かします。
量がどれだけたくさんあっても完璧に乾いています。
柔道着だって乾くんです。
おかげで、梅雨だろうが冬の寒い時期だろうが朝には乾いているのですぐに片付けることができます。
日に焼ける心配もなし!
そして畳むのも洗面所。洗面所に収納式の背の高いアイロン台を置いておき、そこでたたんでアイロンまですませます。
タオル・パジャマ・下着は洗面所にしまうので洗濯物の半分はそこで完結します。
(畳み方も、しわになっても平気なもの、パジャマ・下着・タオルは適当にしか畳みません。)
その他のものはカゴに入れて2階へ。
それぞれのクローゼットを使うのではなく、家族全員分のものを一カ所にしまえるように、6畳の一部屋を改良しました。
また、洗濯を仕掛ける・干す・畳む・アイロンをかける・しまうを家族みんなができるように教育しました。
食事
わたしにとってこれが1番の問題。
言い訳になりますが、別に料理が嫌いなわけではないんです。
味噌汁はお出汁からとったり、魚は一匹丸ごと買ってきてさばいたり(その方が安いので)。
子供が小さい時にはおやつは作っていましたし、お弁当でサンドイッチを入れる時には、前日にカンパーニュを焼いたり、メロンパンもよく作ったな〜。
でもいまは・・・
夕方から夜にかけての仕事、そして、朝も鑑定が入ったりして食事を作る時間がない、食事作りで体力を消耗して夕方のレッスンに支障が出るのが嫌、また、毎回献立を考えるのが苦痛、と言ったところでしょうか。
これは作り置きをする事で解決しています。
日曜日に、娘のお弁当なども含めた食事一週間分を作り置きする。
これはどうしてもお弁当に冷凍食品を入れたくないということもあります。
作り置きはかなり前からやっていますが、最近ではそのほとんどを主人が担当してくれています。
おかげで平日は、たまに味噌汁を作るぐらいで、食事作りのプレッシャーから解放されました。
掃除
掃除はとにかくその都度、そして、汚くても死なない、常にこう思うことにしました。
そして掃除をしやすくするように、極力ものを置かないようにしています。
- トイレは使用後必ず内蓋をあげてチェック
- 洗面所にはモップを置いておき、使ったあとは必ずさっと一拭き
- キッチンは使用後は汚れが新しいうちにすぐに拭く
- 布製の布巾をやめて紙製に変えた(布巾の漂白の手間がなくなった)
- 換気扇は年に一回外注
- お風呂の担当を主人にお願いして、主人の判断で掃除をしてもらうようにする
こんな感じでしょうか。
もちろん完璧ではありません。
手をかけられていないところもたくさんあります。
でも、これで捻出できる時間はわたしにとってとても貴重です。
今は働くお母さんが多くなってきました。
でも働いているからといって家事はしなくていいわけではない。
おうちが汚くていいわけではない。
さらには自分の時間だって必要です!
だったら少しでも効率よくきれいな空間で過ごせるよう工夫をしてみてはいかがでしょうか?
スムーズなサイクルができれば、いい運気もたくさん入ってきますよ!!!