ボーっとしていたら、新年1回目のブログがこんなに遅くなってしまった…。
昨年はありがたいことにお仕事に恵まれて、とても楽しい一年を過ごすことができました。
今年も目一杯楽しんで参りたいと思います‼︎

さて、先日大学共通テストが行われましたね。
我が家も娘が受験生。
このコロナ禍の中、どうなるのかと心配していましたが、無事受験できました。
今回、共通テスト初年度ということでしたが、英語は外部試験導入とか、記述が多くなるなど言われていましたが、結局あまり大きな変化はありませんでした。
しかし、方針が二転三転して、生徒が、というより先生が振り回されて大変だったようです。
その都度対応してくださった先生方には感謝しかありません。
そんな中、先日高校生のお子さんの将来について、お母様からのご相談です。
将来のことをちゃんと考えておらず、勉強も一向にする気配がない。成績も下がる一方。このまま行けば先が心配。目標を持って大学受験に望ことができるでしょうか?
わかります!
世の中には目標を持って一直線に努力できるお子さんもいらっしゃるというのに、なぜ我が子はこうなの?!って思います。
ただ、お子さんに期待するのもわかるのですが、ではご自身がこの年代の頃ってどんな風に過ごされていらっしゃいましたか?と伺うと、「ハハハ、それは……」と、口籠もってしまわれます。
要するに、「大切な我が子には、自分のような失敗はしてほしくない」んですよね。
もちろんわたしもよ〜く分かります(笑)。
ですが、お母様もそうだったように、いくら「こうしたらいいよ」とアドバイスしても、本人には全く届かない。
結局のところ、自分で経験・体験したことでなければ、自分を変えるきっかけにはならないんです。
まずはご本人のやりたいようにさせるしかないんですよ。
と、手を見ることなく終わっていては鑑定にならないので、ここは、このお嬢さんとどのように向き合っていけば良いのか、そこをお話しさせていただくことにしました。
では早速鑑定させていただきます。
以前も書きましたが、手相よりも手の甲側にたくさん情報があるので、まずは甲側から。
お嬢様の手の写真がこちら↓
この写真をみて、どんな印象を受けますか?
ここで少し手の見方をお話しします。
よく、「性格は顔に出る」と言われます。
それと同じで、「性格は手に出る」のです。
この手を見て「自分の目標を掲げ、そこに向かって突き進む」という手に見えるでしょうか?
人によって受け取り方は違ってくるかもしれませんが、この手からは「やってやるぞ!」というような強い意志は全く感じられません。
それよりも、どんな状況の中でも、しなやかに対応できるとても順応力の高い方だな、と思いました。
悪くいえば流されやすいのですが、この時代、案外それが彼女の強みとなっていくはずです。
さらに、節がなくスッとした指をされていらっしゃるので、とても素直なお嬢さんです。
まだまだ幼い部分があり、現実世界というより、空想のところで生きているという感じです。
ですから、将来のことを考えて!と言われても、いまいちピンとこず、それよりも日々楽しいことを探して生きているはず。
さらに、「自分が、自分が」というよりも、周りの人間が笑っていればそれで自分も満足、そのような性格なので、自分で何かを成し遂げてやろう!などという発想自体がありません。
彼女に「目標を持って!」と望んでも無理な話でしょう。
では、このままボーッと卒業まで過ごすのかといえば、その心配はないと思います。
彼女は周りの環境にとても左右されやすい。
ですから、今はまだ将来について何も考えていなくても、周りが進路について真剣に考え始めたら、必然的に自分もなんとかしなければ…と、焦るはずです。
彼女なりに、受験に前向きに頑張る時が来ます。
ただし、それは将来これがしたいから頑張る、ではなく、みんなと同じように大学で楽しいことがしたいがために頑張るのです。
お母様からしたら不純な動機と思えるでしょうが、それが彼女の原動力になるので、あまり深く考えないようにしてください。
時期が来たらエンジンはかかるでしょう。
しかし、彼女の場合何かに必死になることはとても苦手なので、もしかしたら失敗するかもしれません。
しかし、どんな状況になってもそれを受け入れて、そこで楽しく過ごすことができる天才なので、結果を気にして心配する必要はありません。
むしろ、お母様ご自身がどんな状況になっても受け入れてあげられる準備をしておくことの方が大切です。

「目標を持って頑張ること」は大切かもしれません。
しかし、今の時代、いい大学に行っても先はどうなるかわかりません。
彼女のように与えられた環境で最大限楽しく過ごせる人の方が、これからは幸せかもしれませんよ。
先に待ち受けている受験のことを考えると、親としては子供の姿にイライラさせられることが多いと思います。
親は子供のことを思って色々と行動するわけなのですが、それが功を奏したという話はほとんど聞いたことがありません。
結局どうあがいても、なるようにしかならないのです。
では親として子供に何をしてやれるのか?
それはもう見守ることぐらいです。
どんなことになろうとも、苦労するだろうと分かっていても、黙認してやる、それが結果的に親子にとって1番いい方法であると思います。
そして失敗したと思っても、「ほらみてごらん!あの時言ったでしょ!」なんてことは口が裂けても言わないように。
分かってはいるのですが、親にとって見守るということが1番難しい。
それでもお嬢様のため、今は言いたいことをグッと堪えてください。
そのエネルギーを、美味しいご飯や楽しい雰囲気作りに注いでください。
彼女の場合、「勉強を始めなきゃ」と感じた時に、お家の中が楽しいと受験勉強もはかどるはず。
その時に、お母様ご自身で勉強の妨げになるようなことをされませんように…。
頑張ってくださいね(^^)
ありがとうございました‼︎
