先日の産経抄。
司馬遼太郎のエッセー『余話として』の中の「日本人の顔」について取り上げられていました。
そこには、
面長のひとには頑固なひとが多いことに気づいた
『余話として』司馬遼太郎より
創業者の信長は馬面で、秀吉は逆三角形、家康はポチャポチャの丸顔
『余話として』司馬遼太郎より
とある、とのこと。
そして、
眼光鋭いが、人の話もよく聞くという菅義偉首相はやはり丸顔、調整型か。
産経抄 2020・9.22より
とありました。
なるほど、これは面白い。
そこで私も改めて菅義偉首相のお顔をじっくり拝見させて戴きました。
- 丸顔で目が寄り気味
- 鼻が小さい
- 肌の色が白っぽい
- あまり歯を見せない
- 猫背気味
これはまさに水気の要素が強い方。
こういった方は・・・
- 隠し事が多い
- 演じ分けることがうまい
- 本音を言わない
- 慎重である
- 具体的に話を進めることができる
- 気が効く
という性質をお持ちです。
Twitterやネットなどで菅首相の情報を見ていると、まさに上にあげたような性質をお持ちなことがわかります。
自民党総裁選における党主催の討論会では「歴史上の人物に例えると誰に似ているか」との問いに、菅首相は具体的名は出されていませんでしたが、やはり私も産経抄のご意見通り丸顔の徳川家康に似ているのではないかと思います。
まさに「なかぬなら鳴くまで待とうホトトギス」です。
家康の場合は虎視淡々と狙っていたわけですが、菅首相がそうだったかはわたしにはわかりません。
しかし、官房長官として長年安倍政権を支えた菅首相はまさに調整役ですね。
さらに首相に就任されるとスピード感を持って進めていらっしゃるようです。
水気が強い方は、とても繊細で知らないことに対するおそれが強いのですが、おそれが強い分、なんでも知っておきたいし、何かに当たるときには用意周到に準備することができます。
毎朝誰かと朝食をともにされ、夜は2、3組みの会合で、できるだけたくさんの方とお話しされているというのもうなずけます。
たくさんの方から話を聞かせてもらうことによって、何かあればその分野の方に助けていただいたり、率直な意見を聞かせてもらうことができますから。
本音を言わず秘密裏に進めることがうまい、演じ分けをすることができる、そして慎重、さらには具体的に話を進めていく力がある。
そんな性質をお持ちなので、これまで人間性で他国との良好な関係性を築いてていらっしゃった安倍首相とは違い、首相自身の細かな気配りと完璧な根回しで各国との関わりを構築されるのではないかと思います。
是非、菅カラーで、日本を希望の持てる国へと引っ張っていっていただきたいです。