家相ってどうやってみるの?

家相はお家を建てる時に、どの方角にどんな間取りを持ってきたらいいのかという、吉凶を見るものです。

お家を建てるときに、住宅メーカーに勧められて家相を見てもらう場合もありますよね。

こういった知識があると、この間取りのおうちにはどんな人が住むのか、このおうちに住むと住んでいる家族はどうなるかが予想できます。

私は、この家相を見るのも大好きです。

住宅販売のチラシが入ると、以前住んでいた方はどんな方だったか、ここに住むとどんなことが起こるかな、などと考えながら見ています。

実際に見てみよう

まず、家の間取りを準備します。

これは私が簡単に間取りを書いてみました。

家の中心を求める

お家の中心を求めます。

欠けがある場合はこのように端を決めて、中心を取っていきます。

中心から方位を決めていく

中心が決まったら、方位盤を使って八方位(北・北東・東・南東・南・南西・西・北西)に分けます。

準備はここまでです。

鑑定してみましょう

おうちの形は?

まず、大まかに見ます。

このおうちは正方形ではなく、欠けがあったり張りがあったり、見た感じ動きがありますよね。

見たまま、感じたまま。

つまり、このおうちに住むと、変化が大きく出るということなのです。

変化があるということはよくないのかというとそうではなく、例えば年老いた夫婦がこういったおうちに住むと、変化していくので大変疲れます。

逆に、若い夫婦にとっては、これから子供ができたりご主人もお仕事で役職が上がったりと、変化していかなければいけないのでお勧めです。

ということは、このおうちは、若い人にとってはいいと思います。

もちろん年配の方でも、平凡な毎日なんて送りたくないのであればこんなおうちはありですね。

玄関・トイレ・お風呂・キッチン・階段はどこにある?

おうちの中には必ずある玄関・トイレ・お風呂・キッチン・階段(ある場合)などがどこの方角にあるのかを見ていきます。

これらがある場所は、その方位がネガティブな意味になってきます。

玄関 

南にも少し入っていますが、南東です。

南東は朝日がしっかりと当たってとてもいいです。

しかし、玄関は出入口でおうちに穴が開いている状態です。

ですから、この方位の意味を持つ人(辰年・巳年の家族、主人、未婚の女子)にとっては相性がよくありません。

浴室・トイレ

東に入ります。

トイレはここに置くいいよ、というのがあまりありません。

ですから東の十二支を持っている方(卯)、そして長男に影響が出てきます。

キッチン

北西に入っています。

北西キッチンは既製品や高級食材が多く、食費がかさみがちです。

ということは、生活習慣病になることが懸念されます。

階段

北・北東にかかってきます。

こちらもおうちの中に、一階と二階に穴が開いている感じです。

それが北にあるので、ご家族間に少し隠し事が出てきそうです。

ただし、そこまでの影響はありません。

その他

このおうちは南西が欠けています。

ですから奥さまが少し元気がなくなってきます。

総合的にみると・・・

このご家族は、ご主人も奥様もそこまで強くなく、比較的穏やかな感じです。

ご主人のお仕事は忙しく、遅く帰ってくることが多いです。

そしてお子さんがいるとするならば、女の子率が高いです。

男の子がいるとしたら、おとなしい男の子に育ちます。

奥様が疲れやすく、ご主人も帰りが遅ければ、自然と総菜使用率が高くなってきます。

食費が高くつきそうです。

と、こんなところでしょうか。

もし奥様のほうが強くて、少しはかわいらしくなってほしいな・・・と思っているご主人がいらっしゃったら、このおうちに引っ越しすると、奥様が少しかわいらしくなるかもしれませんね。

このほかにも見る要素はあるのですが、今回は大まかなものをピックアップしてみました。

まとめ

いいかがでしたか?

こうしてみていくと、自分はどんな家に住んでいるのだろう?と、気になりませんか?

でも皆さんは、現状、つまり今の状態そのものを反映させたおうちに住んでいるはずです。

もし二世帯でおばあちゃまが強いご家庭であれば、おばあちゃまを意味する方角に何もネガティブなものがなかったり、お金ばかり出ていく、というご家庭にはお金を意味する方角にネガティブな要素がある。

おうちは我々を受け入れる器です。

和食には和食器、洋食には洋食器を使うように、やはり、私たちの現状に合ったおうちに住んでいるのだ、ということがよくわかるのです。