もう11月です。
今年も残すところあと2か月。
この時期、誰かと話をするとたいてい「今年もあと2か月を切ったね。もう1年があっという間。なんだか歳とともに1年が早く感じるんだよね。」
こんな話題から始まります。
ところで「ジャネーの法則」って知っていますか?
人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」
19世紀フランスの哲学者 ポール・ジャネー
例えば5歳のときの1年は人生の1/5、20歳のときの1年は人生の1/20。
つまり5歳の1年間と20歳の1年間を比べると、その比率は1:4。
5歳に比べて20歳の1年間は4倍の速さで過ぎていくということです。
そう考えると、確かに年齢とともに1年が早く感じられるのも無理はないです。
けれど、自分の人生を振り返ってみると「あの時の1年は長かったなぁ」と思う年もありました。
それは大変な時期だったり、新しいことをスタートさせた時期だったり、つらい時期。
私の場合、大学受験前の高校3年生、子供が生まれたばかりのとき、仕事を立ち上げたとき、子供の病気で奔走していたとき、かな。
先が見えなくて、目的や状況を改善するために真剣に1日1日に向き合っていたと思います。
直近では、先日受験したFPの勉強をしていた3か月ほどの時期。
この時期には忙しかった割に「あっという間に過ぎていった」という感覚はありません。
反対に、何も特別なことがなく日々のルーティン通りに過ごしていた10月はあっという間に終わってしまいました。
体感時間は自分次第
時間って誰にでも同じだけ与えられています。
けれどその同じ時間を長く感じるのも短く感じるのもその人次第ということ。
自分の経験から言えるのは、自分にとって新しいことやワクワクすること、反対につらいことを経験しているときには体感的に時間は長く感じるようです。
そしてどちらかといえばつらいことを体験しているときのほうが時間的に長く感じます。
ストレスやプレッシャーがかかるからかもしれませんね。
ということは時間を長く感じたいのであればわざわざつらい経験をしなくても、あたらしいことにチャレンジするストレスやプレッシャーをかければいい。
要するに「充実した」時間を過ごすことができれば体感時間は長くなるということですよね。
1年が早いな~と感じている人は、この1年何をしていたのか、この11月の初めに振り返ってみるといいかも。
ちなみに私は4月にあったピアノ教室の発表会とFPの試験のことぐらいしか思い出せません。
何してたっけ???
きっとそれ以外はボケーッと過ごしていたんだと思います。
まだあと2か月あります。
私も年末に向けて小さなことですがやらなければいけないミッションがあります。
もがき苦しむことと思いますが、何とかやり遂げたいと思います。
ということで、おそらく私の残り2か月の体感時間はかなり長くなることが予想されるでしょう。