最近家族で見る映画のチョイスは邦画が多め。
一昨日は大泉洋と小池栄子主演の「グッドバイ」。
ほぼ何も考えずにぼーっと見られるからと、ついついそちら寄りになっているのですが、久しぶりに洋画を見ました。
NY郊外の館で、巨大な出版社の創設者ハーラン・スロンビーが85歳の誕生日パーティーの翌朝、遺体で発見される。
名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになる。
パーティーに参加していたし参加の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。
調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく
『ナイブズ・アウト』公式サイトより…
今回わたしを1番楽しませてくれたのは、007ボンド役のダニエル・クレイグが探偵役だったこと。
007のダニエルが大好きで、中でも『007 スカイ・フォール』の彼は最高です。
とても寡黙でタフなボンド役のイメージが強かったのですが、探偵役の彼はよく喋り、ボンド役よりも少しふっくらした感じで、違ったダニエルが見られました。
さらに、アベンジャーシリーズ『キャプテンアメリカ』役のクリス・エヴァンスが、チャラい息子役で出ていたのも意外なキャスティングで楽しめました。
大富豪の家族の遺産をめぐるあるあるの話をベースに、この85歳の大富豪がどうしてこのような形で死んでしまったのか。
割と早い段階で、最初の展開の回想シーンで謎解きをされてしまったので、え?もう謎解きなの?犯人が簡単にわかっちゃったな、と思わされたのですが、そこからどんどんあれ?あれ?どうなっていくの?結局犯人は別の人なの?と、そこに出てくる全員が容疑者として考えられる、という展開に。
2時間を超える映画でしたが、あっという間に見終わってしまいました。
そこまでシリアスな感じでもなく、ミステリーといえどコメディーの要素もあり、ミステリーを見た後のあの疲労感は全くなく、楽に見れた映画でした。
ミステリーはちょっと苦手、という方にもお勧めできる作品です。