今まで頑張ってきたから、ちょっとのんびり・・・それって危険です

今まで頑張ってきたけれど、最近なんだか調子が良くないな〜、ということはありませんか?

どうも体調が良く優れず、気分が落ち込むことが多い

以前中高年がたくさんいらっしゃるイベントで、こんなご相談をいただきました。

何かをやろうとしても身体がいうことを聞いてくれない、元気が出ない・気力が沸かない、毎日元気に過ごしたいが、どうしたらいいのだろうか?

その方達は・・・

  • 定年された男性
  • 子育てが終わった女性
  • ご夫婦のどちらかの介護をし続けていたけれど亡くなられて必要がなくなった

というふうに、共通していたのは、毎日必要に迫られてやらなくてはならないことがあったのに、今は何をしても誰からも文句を言をわれることはない自由の身になっている人でした。

今まで頑張ってきたのだから・・・は、危険です。

そんな方にお聞きします。

今まで頑張ってきたからちょっとゆっくりしようなんて思ってはいませんか?

それはとても危険な考え方。

どんな人に危険かというと、根を詰めてそのことを頑張ってきた人。

これがなんでも適当に頑張って、適当に自由な時間を過ごしてきた人ならそんな心配もありません。

煩わしいことがなくなったから好きなことに邁進しよう!となるのですが、そのことを一心不乱にやってこられた方は、急に何もすることがなくなると、途端にどうしていいのかわからなくなります。

そして休息しているつもりが、やることがないという喪失感に変わり、次第に鬱々となってくるのです。

隙間なく予定を入れよう!

では、そのような人たちはどのように元気を取り戻せば良いのでしょうか?

少し無理なぐらいに予定を詰め込んでください。

こういう方は、とても処理能力が高いです。

だからこそ、今まで大変だったお仕事や、子育て、介護をやり遂げられことができたのです。

力があるだけに、その力を発揮する場所がなければ、それは落ち込むに決まっています。

ご相談者様にそのことをお伝えすると、みなさん妙に納得されて、「確かに・・・あれだけ毎日時間に追われていたのに、今は何もすることがないんだものね。病気にもなるわね。」と、ボランティアだったり、旅行だったり、中には婚活してみる、という女性もいらっしゃいました!

ちなみに婚活された女性は結婚はされていないものの、お友達ができたそうで、毎日楽しく過ごしています、とご連絡をいただきました。

このように、今まで何かを頑張りすぎるぐらい頑張ってきた人は、少し休む、という発想を捨ててください。

休まなくても大丈夫です。

それよりも、カレンダーを予定で一杯にしてください。

そうする事で、かつての元気を取り戻すことができますよ!