挨拶ができる子は、それだけで人生お得

挨拶ができる、わたしはそれだけでもそのお子さんは得をしている、と思います。

挨拶って本当に大切。

お子さんの場合、会えば必ずわたしの方から積極的に挨拶をしますが、お子さんの方から進んで大きな声で挨拶をしてくれたり、わたしの挨拶に応えて元気な声が返ってくると、とても気持ちが良いものです。

特にはじめて会った際に大きな声で挨拶をしてもらうと、その子に興味が湧きますし、しっかりしたお子さんだな、と、良い印象を受けます

そう思ってもらえるだけで、その子にとっては得なのです。

もちろん挨拶が大切、ということは誰でもご存知だと思うので、しっかりしつけをされているでしょう。

ただ、やはり個人差があって、挨拶がなかなかできないお子さんも、中にはいらっしゃいます。

たまに挨拶がなかなかできなくてお困りのお母様から、どうしたら挨拶ができるようになりますか?とご相談をいただくこともあります。

2〜4歳、もしくは5歳ぐらいまでは、恥ずかしかったり、自分の気分をコントロールできなかったりして挨拶できないこともありますが、ご家庭できちんと挨拶の大切さを教えていらっしゃるのであれば、必ずできるようになります。

いくら恥ずかしがり屋さんであっても、挨拶だけはきちんとできるお子さんはたくさんいらっしゃいますので、6歳ぐらいまでは様子を見てみてあげてください。

もし挨拶ができなければ、決して見過ごすことはせず、「挨拶はちゃんとしようね」、と冷静に促すことが大切です。

決して大きな声で叱ったり、脅すようなことはしないでください。

冷静に何度も促すことによって、どんな場面でも…たとえ自分の気持ちがダウンしている時でも、挨拶がきちんとできるお子さんになっていきます。

ただし、いくら挨拶をすることが大切と教えているとはいえ、お家の中で挨拶をしなければ、お子さんも挨拶できるようになりません。

おはよう、おやすみ、いただきます、ごちそうさま、いってきます、ただいま。

いくら外面を取り繕っていても、こういった最低限の家庭内での挨拶を疎かにされていると、挨拶どころか返事さえもできないお子さんになります。

家庭でのコミュニケーションをとるという意味でも、これらの挨拶は大切にしていただきたいです。

付け加えておきます。

お子さんに対してはちゃんと挨拶をしているけれど、ご夫婦ではどうでしょうか?

ご主人が起きてきても知らん顔、お仕事から帰ってきても何もいわない、そんなことはないですか?

ママはあいさつしなさいっていうけれど、パパにはおはようもおかえりもいわない…

もしこのようなことを子供が感じれば、挨拶は人を選んですればいいんだ、と思いかねません。

大人の方でも時々いらっしゃいますよね。

あの人にはものすごく愛想良く挨拶されていたのに、こちらには全く反応せず無視される方。

本当に感じが悪い。

そんな風にならないためにも、いくら腹の立つことが多い相手でも、挨拶だけはきちんとしてくださいね。

挨拶はコミュニケーション能力を育てるためにもとても大切。

ゆっくりじっくり根気よく教えて、少しでもお得な人生を歩けるようにしてあげましょう。