占いの使い方

先日、ご相談者様から感想をいただきました。

良いこと、悪いことも具体的な理由と共にはっきり述べてくれるのでとても分かりやすいです。1年に1回占ってもらっていますが、1年後との変化をしっかり捉えてくださっているので、占いをすることで、自分の変化にも気づくことができます。

毎年2月の節分を過ぎたぐらいにご相談をいただいていて、今年が3回目。初回から比べると年々状況がよくなられていて私もとてもうれしいです。

ところで、この方のように「占いをすることで状況がよくなっていく」のはなぜでしょう?

それは占いを上手に活用されているから。

みなさんは占いに何を求めていらっしゃいますか。

もしかして、自分の期待通りの結果を聞くためではありませんか?

そして期待通りの結果を伝えてもらうと満足してその結果を手に入れるまで何もせず待っている、期待とは反対の結果だと「この占いは当たらない」と期待通りの答えにたどり着くまでたくさん占ってもらう。

せっかくお金を払って占ってもらっているのに、こんな使い方をするのはもったいないです。

これまで勉強してきて感じるのは、何事も努力せずして良い結果を手に入れることはとても難しい、ということ。

例えば、これまで何年も彼氏ができず、何もない日々を送っていた人が「彼氏が欲しいです」と質問し、「来月素敵な彼氏ができますよ」と伝えてもらったとします。

皆さんはこの結果についてどう感じますか?

私だったら、「そんなことないでしょ!」と突っ込みたくなります。

そうではなく、占ってもらうのは「どうしたら彼氏ができるか」ということ。

つまり、よい結果を得るにはどうしたらよいか、自分の取るべき行動を占ってもらう。

そしてその答えを聞いたら、まずはその通りにやってみること。

今回のご相談者様は、毎年占いの後は、アドバイス通りに動かれていらっしゃいます。

それによってどんどん良い結果を手にされていらっしゃいます。

もし占いで簡単に「結婚は1年後にできます!」と言われて何も努力しなければ結婚することはほぼ不可能です。

きっと無駄な1年を過ごすでしょう。

今の自分はこれまでの自分の行動が作ってきた結果です。

この結果に納得がいかないのであれば、今のままではだめ。

今とはベクトルの向きを少し変えて進んでいく。

そうすることで違った結果を得ることができるのです。

占いはよりよくなるために使うアイテム。

棚ぼたを期待して占いを行くのはやめましょう。