そろそろ10月も終わり。
高校受験・大学受験が近づいてきました。
ちょうど高校生さんから、「後少しで受験ですが、最後までやり切る自信がない。」と、ご相談がありました。
ちょうど今、中間テストも終わり、続けて模試もあります。
今はその結果が返ってきて自信をなくす方もいらっしゃるでしょう…。
諦めたらそこで終わり
いくら頑張っても頑張っても成績が上がってこない、このままだと間に合わないのではないだろうか?そんな不安でいっぱいのこの時期には、諦めず淡々とやるべきことをやっていく。
何も考えず、ただひたすらやっていくしかありません。
例えゴールまでが遠くても、諦めてしまえば可能性はゼロですが、諦めなければ可能性は1になり、3になり、8ぐらいまでにはなります。
うまくいけば、受験までに9ぐらいまで持っていく事ができます。
そして後は運を天に任せ、当日落ち着いて受験するしかありません。
もう何十年も前になりますが、私も同じように受験を経験しました。
周りの誰もが、絶対に無理、確実に無理、というのを無理やり受験し、結果18倍の難関をくぐり抜けました。
奇跡としか言いようがなかったのですが、自分としては、受験自体をあまりよくわかっておらず、ノリで受けたような感じでした。
当日も、受かりたい、とか、できない、とかは一切考えず、ただ自分のできることを精一杯やった、そんな記憶しかありません。
どんなに頑張っても受かるときは受かるし、落ちる時は落ちる。
受験まで後少し、というところで結果を考えないように、というのは難しいとは思いますが、結果を考えていては何も手につきません。
まず、自分は今何をすべきなのかを洗い出して、それをひとつづつ確実にやっていってください。
そうすると、いつのまにか不安は消え、当日はおそらく、やるだけのことはやった、と、自信を持って望めるはずです。
ただ、今回の「最後までやり切る自信がない」というご相談ですが、この方にとって受験はそこまで大きな意味はありません。
もし、希望の大学に入れなかったとしても、彼女の進む先は大きな世界とつながっています。
例えどの大学からでも、進みたい方向へと向かっていくことができます。
ですから失敗を恐れないで進んでいってください。
あまり気合を入れるのではなく、淡々と、です。
合格できるかどうか不安な気持ちで押しつぶされそうになったら、大学になったらこんな勉強をしよう、旅行はどこに行こう、こんなアルバイトをしよう、など、大学生活のことをイメージするようにしてください。
そうすることで、いい流れに乗っていく事ができます。
不合格だからといって、命を落とすというようなことはありません。
もし、第一志望校がダメだったけれど、どうしてもそこへ行きたいのであれば、もう一度挑戦してもいいんです。
今は何も恐れず、未来の自分を信じて、そして、世界で活躍する自分を信じて頑張ってください!