現在占いの手法として、
- 手相
- 気学
- 家相
- 断易
- 梅花心易
を取り入れていますが、そのうち生まれた日時から占う気学については少しどうかな、と感じるところがあります。
この気学(正確には九星気学)は、名前の通り生年月日から9通りの星と干支、そして五行(※これは少し難しいですね)から見ていく占い方法です。
占い好きの方なら一白水星や六白金星という言葉、聞いたことありますよね?
※五行とは、この九星を[木・火・土・金・水]の五つの要素に分類したものです。一白水星なら[水]です。
でもここで疑問に思いませんか?
じゃあ同じ日に産まれた人が、全く同じ要素を持ったまま育っていくの?
実際沢山の占いをしてもらった経験があるわたしですが、こうした決まりごとに当てはめていく占い・・・例えば手相ならば、結婚線があるから結婚できますよとか、マスカケだから社長になるよ、先程の気学では、この生まれだからあなたの性格はこうよ、だから将来こうなるわよ、なんて言ってくる占い師はどうもな・・・という感じでした。
現に結婚線が2本あるから離婚して再婚するって言われたことがあるけど、夫婦仲はうまくいっています。
そう考えると、この気学の考えも、単純にこの日に生まれたからこうです、というのはないな〜って思います。
ちなみに気学の「あれ、おかしいな???」というのは、主人のことを観た時に一番強く感じました。
主人は生まれ年が卯年の一白水星、生まれ月が六白金星です。
ここから調べると、ある本には
『繊細で細やかな神経を持っており、頑固で偏屈、利己的になりやすい。感情的で突発的な行動をとることも。苦労性・心配性である』
とあります。
たしかに少し頑固なところはあるけれども、利己的という一面はなく、さらには感情的になるということもほとんどないです。
そして最後の『苦労性・心配性』に関しては、全否定します!
もう少し先のことを心配していろいろ考えて!と思うのですが、「そんな先のことを考えてもどうなる訳でもないからな〜、まあ大丈夫だ、何とかなるって(笑顔)」という感じです。
専門用語で言うならば、おそらく一白水星の要素はありながらも、二黒土星(全てを受け入れる)要素が強く出ているのだろうな、という感じです。
しかし、気学が全く当たらないかというとそうではないのです。
わたしなんてどの本を見ても「そうそう!」ということだらけですから(笑)
やはりオギャーと生まれ落ちてきた時には、その日のエネルギーを受けているわけですから、その性質をしっかり持って生まれていると思います。
ただ、そのあと育って行く中で、本来持っている性質が変わるような環境下にあると他の要素も入ってくるのだと思います。
そして、時期によっても本来の性質が強く出ている時もあれば、全く違う要素が出ていることもあるはず。
だからわたしが占いをするときは、その方が現在どのような性質が色濃く出ているかをしっかり観察させていただきます。
そうすることで、より的確な占いを目指しているのです!
まあ、全てデータで占うのであれば、人間でなくてもできますからね・・・。